情報収集はいい買い物をする上で必要不可欠です。

特にマイホームという大きな買い物をする上では、絶対に失敗したくはありません。

とは言っても、ネットでの情報収集には限界がありますし、ネットだけではいい土地の情報収集はできません。

上手に土地の情報を収集し、理想のマイホームを手に入れましょう。

ここでは土地の情報収集の仕方についてご紹介していきます。

 

土地情報は上手に業者に依頼しよう

土地情報を個人で調べるのには限界があります。

 

ネットで検索するとしても、

  • 公開されている土地情報はどの業者でも把握しているものが多い
  • 公開されている=買い手が見つからないという場合も(公開せずに売れた方が、業者の利益になるため)
  • 地域特有のいい情報が見つかりにくい
  • 公開までには準備期間がかかる

という問題もあるため、個人の力で情報収集をするには人脈が必要になります。

 

新築を建てたい方すべてに不動産業者との繋がりがあるわけではないですし、新しい業者との繋がりが理想の土地を結びつく可能性もあります。

 

基本的に土地情報の収集は複数業者に依頼して、

  • 1つでも多くの土地を紹介してもらう
  • 業者ごとに比較をする
  • 依頼先を絞る

ことにより、より希望にあった土地に辿り着けるようになります。

 

また、業者によって価格やサービスに違いがあるため、手間を惜しまず、複数業者に依頼をするようにしましょう。

業者によって生じる差についてはこちら

業者から入手できる一般的な情報

業者から入手できる一般的な情報は、

  • 広さ
  • 価格
  • 建ぺい率や容積率
  • 各種アクセス

が一般的です。

 

また施工も依頼する場合は、

  • 地盤状態
  • 施工期間

についても情報提供があります。

 

ここは最低限の情報になるため、これらのない業者はまずありません。

大切なのはこれらの説明をしっかりとしてくれるかどうかです。

この時点でも担当者の人間性が出るため、担当者の雰囲気を見極めるようにしましょう。

 

また、大枠の間取りを作り、広さを計算しておくことで、

  • 建ぺい率、容積率の問題は大丈夫か
  • 建てられる面積に対する価格は適切か

も見極めることができます。

 

きちんと事前準備をして、打ち合わせに臨むようにしましょう。

業者によって異なる情報にはどんなものがある?

一般的な情報に加えて、さらに詳細な情報を教えてくれる業者、担当者も中にはいます。

  • 近所トラブルの調査
  • 花粉やアレルギーにまつわる情報
  • 交通量(天候による)
  • 今後の見通し(将来性)

など、業者、担当者によってこれらの生活に生きる情報を提供してくれる場合もあります。

 

このような良心的な業者、担当者だと安心できますね。

また、土地の価格は業者が決めているため業者ごとに開きがある可能性もあります。

価格調整が可能かどうかは担当者によって決まるため、どのような対応が来るのか注意してみておくようにしましょう。

掘り出し物が見つかる?非公開物件で良質の土地をゲット!

業者ごとに保有している物件情報は、似たような情報もありますが、全体には公開されていないその業者特有の情報もあります。

このような物件を非公開物件と呼びます。

 

様々な理由で非公開となっていますが、中には理想にぴったりの情報もあるかもしれません。

提示される以外にも情報があることを知って、上手に交渉しましょう。

情報収集は業者依頼とネット検索!

冒頭では「情報収集は業者依頼で!」とお伝えしましたが、ネットでのある程度の情報収集は必要です。

 

無知であるが故、

  • 平均よりもかなり高額で契約をしてしまった
  • 言われるがままの条件を飲んでしまった

となってしまっては、後悔が残ります。

 

希望する地域の平均的な相場や、その地区で人気の土地の価格を把握するようにしましょう。

 

業者の提示する条件の良し悪しを判断するためにも、ネットで基礎知識をつけることは必要です。

土地価格を抑えるために知っておくといいこと

土地は土地計画法で大きく3種類に分類されています。

  • 市街化区域:市街化を推進している区域。都会。または10年以内に計画的に市街化を図る地域。
  • 市街化調整区域:市街化を抑制すべきと認定された区域。農村に多い。
  • 非線引き区域:山や森、荒野など何も建物のない区域。

市街化区域に家を建てることが基本になりますが、土地計画法の範疇で市街化調整区域に家を建てることもできます。
※ただし、様々な細かい約定が存在します。

 

市街化調整区域内の農地が開発許可を受けて建設可能になるケースもあるのです。この市街化調整区域内の土地は、市街化区域に比べて非常に安いことがポイントです。

また、市街化調整区域でも、市街地に隣接している場合もあるため、交通の便もさほど苦にならない場合もあります。

土地の価格を最小限に抑えたい場合は、市街化調整区域も視野に入れて土地探しをしましょう。

さらに、固定資産税等の維持費も抑えらえます。

ただし、市街化調整区域に建設をする場合、建ぺい率や容積率等に一定の制限が加わることもあるので、きちんと内容を確認するようにしましょう。

土地探しは良い業者探しから。上手に業者を見極めよう

いい土地に出会うためには、業者の選び方にも関係してきます。

 

ポイントは、

  • ネットで基礎知識をつけておくこと
  • 業者を比較すること
  • 交渉をすること

です。

 

一般的に保有している情報以外に、未公開の情報もあることを覚えておいて下さい。

また、土地に予算をあまり割きたくない場合は「市街化調整区域」を視野に入れて土地探しをしましょう。

その際、建ぺい率、容積率等に制限が加わることが多いので注意が必要です。

いい土地探しは、いい業者選びから!複数の業者を比較して、最良の土地を探しましょう!